
2019年5月25日に日本テレビ系列「世界一受けたい授業」で、シャツが早く乾くという「お化け干し」という方法が紹介されました。
梅雨の時期が近づくと洗濯物の生乾き臭がとにかく気になりますよね。
外に干せるならまだしも、雨が降って室内干しになり、その生乾き臭が部屋にこもってしまうのも困ります。
ですが、その臭いを簡単な方法で解消することができます。
この方法を知っておけば、室内干しでも梅雨の時期のあの嫌な臭いも改善されるので、是非やってみてください。
室内干しで洗濯物を干す時の基本

ではまず最初に室内で洗濯物を干す時のポイントをご紹介します。
角ハンガーは平行にせずにアーチ状にする
そもそも洗濯物の生乾き臭を防ぐためには、干し始めてから5時間以内に乾かすことが前提となります。
だからこそ、早く乾かすというのは重要なポイントとなります。まずは洗濯物を角ハンガーで干す時です。
角ハンガーを使う時、皆さんはどのように干しますか?
多くの方は角ハンガーが傾かずに平行になるようにバランス良く干しているかと思います。
しかし、実はこの方法よりも、より効率よく乾く干し方があります。
その方法は、洗濯物を平行にするのではなく、アーチ状になるように干すことです。
端の方にタオルなどの長いものを干し、真ん中にいくにつれて短いものを干すようにします。
こうしてアーチ状にしておくことで、空気の流れが良くなり、洗濯物がより早く乾くようになります。
扇風機を活用すればより早く乾く
また、扇風機を当てながら干しておくとより早く乾きます。
実際にワイシャツに扇風機を当てて干したところ、
扇風機なしの場合は乾くまで2時間
扇風機を使うことで45分
という結果が出ました。
室内だからこそ長くても5時間以内に乾かすというのを念頭に置くことが大切です。
雨が降っていても窓は締め切らない
また、雨が降っていると、どうしても窓を締切ってしまいがちです。
しかしこれでは室内の湿度がどんどん上がってしまい、洗濯物も乾きにくくなってしまいます。
なので、室内干しをする際は窓を開けて風通しを良くしておくことがポイントとなります。
長袖が早く乾くお化け干しとは?

長袖のものを干した時、他は乾いているのに脇の下の部分がまだ濡れてる…なんてことはありませんか?
できることなら同じタイミングで乾かしきりたいですよね。
そこでオススメなのが「お化け干し」です。
このやり方はとても簡単!
長袖を干したところの隣にもう1つハンガーをかけ、袖だけをそのハンガーに通し、お化けのような形にするだけです。
そもそも洗濯物は上から乾いていきます。
なので、この方法を使うことで袖の部分が肩周りの位置になるため、早く乾くようになるというわけです。
実際にこの方法で干したところ…
一般的な干し方の場合は袖まで完全に乾くまで6時間
お化け干しをした場合は袖まで完全に乾くまで4時間30分
となりました。
普段の欲し方では5時間をオーバーしてしまいますが、お化け干しなら5時間以内に乾かすことが出来るので、生乾き臭も気にならなくなります。
簡単に出来るので、長袖を干す際には是非やってみてください。
まとめ
今回は「世界一受けたい授業」で紹介された「お化け干し」をご紹介しました。
室内干しはなかなか乾かないイメージがありますが、5時間以内に乾かさないと生乾き臭の原因になってしまいます。
ですが、少し工夫をすれば早く乾かすことができます。
特にお化け干しは長袖をしっかり乾かすのに本当に役立ちます。
これから梅雨の季節がやってきて、室内干しをする機会も増えてくると思いますので、ぜひこの方法を使って効率よく乾かしていきましょう。