2019年8月23日に放送された中居正広の金スマでは、長友佑都さんが10歳若返る食事術を紹介してくれました。
この食事術で食事をすれば、1ヶ月で10歳若返るという驚きの結果を出すことができます。
肌荒れや冷え性など年齢による悩みも、この食事術なら改善することができます。
この長友佑都さんが行っているこの食事術は中高年~高齢の方はもちろん、ダイエットをしている女性も必見です。
気になるという方は是非試してみてください。
良質な油は細胞を若返らせる効果がある!?
油と聞くと体に悪いイメージを持つかもしれません。
確かに昔は油を食べ過ぎると高脂血症や動脈硬化や肥満に繋がると言われてきました。
ただ最近では油を食べるとエネルギーの消費量が上がるということがわかってきました。
実際に油を取り除いて食事をした人は1日に400kcalの消費が減っているという結果が出ています。
また、油を積極的に摂取すると動脈硬化のリスクを30%減らすという研究結果も出ており、油に対する見解も変わってきています。
ですが若返りに必要なのは、この良質な油だというのです。
実際に長友佑都さんも、魚や野菜にオリーブオイルをかけて食べる習慣があるとのことでした。
では、何故油は体を若返らせる効果があるのでしょうか?
実は私達の体を構成している細胞の膜は油でできています。
そのため、健康のためにと油摂取を控えてしまうと、細胞膜の油が減少していしまい枯渇してしまいます。
そのため、良質な油を取り入れることで、その細胞の膜はどんどん新陳代謝を行っていき、若々しい細胞の膜を作ることができるというわけです。
また、油とはいっても古い油ばかりを取り入れてしまうと、細胞膜の新陳代謝が行われず、逆に老化してしまいます。
ではこの「良質な油」というのはどのようなものなのでしょうか?
まず油は1度使用するとどんどん酸化してしまうので、油は1食の料理でしっかりと使い切ることが重要です。
また調理した後も油はどんどん酸化してしまうので、揚げ物は揚げたてを食べるようにしましょう。
ちなみに、長友佑都さんがオススメしている油は「オリーブオイル」「えごま油」「アマニ油」です。
特に納豆にオリーブオイルをかけて食べるというのは非常に効果的なのだそうです。
長友佑都さんの専属シェフ直伝!良質な油を摂取できるレシピとは?
では、長友佑都さんの専属シェフである加藤達也さんの料理の中で、特にオススメしたい料理をご紹介します。
それが「アボカド鯖ソテー」です。
材料がこちら
・サバ
・アボカド
・レモン汁
・オリーブオイル
・生クリーム
アボカドと少量のレモン汁とオリーブオイルを混ぜてハンドミキサーでペースト状に混ぜていきます。
その後焼いたサバにこのペーストを添えて、最後に生クリームをお皿の周りに垂らしていくだけでOKです。
サバはDHAなど体内で作ることができない油がたっぷり配合されています。
また、アボカドは森のバターとも呼ばれており、20%は脂質でできています。
さらにレモン汁には酸化防止の効果があります。
そして生クリームは動物性脂肪が原料なので、しっかりと脂質を摂取することができます。
たっぷりのタンパク質を摂取すれば筋肉が若返る
私達の体はタンパク質で構成されており、たんぱく質をしっかり食べることで体を維持していると言っても過言ではありません。
たんぱく質は筋肉を生成するのに欠かせない成分で、このたんぱく質が足りていないと筋肉を作れなくなってしまいます。
若い頃のスタイルを維持するためにも、しっかりたんぱく質は摂取していきましょう。
特に五大タンパクと言われている「肉」「魚」「卵」「乳製品」「大豆」はカロリーを気にせずに食べることが、10歳若返るポイントとなります。
ただ、気になるのは、カロリーを気にせずにこれらのものを食べたら太るのではないかということです。
実はダイエットなどで食事制限をしてカロリーの摂取量を抑えてしまうと、たんぱく質が不足してしまい、筋肉量が減少してしまいます。
筋肉量が減少してしまうことによって、代謝が落ちてしまい、逆に太りやすい体質になってしまうのです。
では、実際に私達は1日にどのくらいのたんぱく質を摂取すれば良いのでしょうか?
目安としては体重1kgあたり、たんぱく質は1~1.5gが理想だとされています。
体重が50kgの方は50~70gのたんぱく質を摂取することが必要となります。
これは牛肉250g、豚肉220g、お刺身のマグロ200g相当の量となっています。
なかなかこの量のたんぱく質が食べれないという方は、長友佑都さん直伝のこのメニューがオススメです。
長友佑都直伝!たんぱく質をたっぷり摂取できるメニューをご紹介
なかなかたんぱく質が取れないという方は、長友佑都さんが教える「たんぱく質たっぷりスープ」を是非作ってみてください。
材料はこちら
・鶏モモ肉(皮付き)
・玉ねぎ
・レンズ豆
・トマト
・水切りヨーグルト
・鶏ガラスープ
・オリーブオイル
・カレー粉
作り方はとても簡単です。
①鶏もも肉をオリーブオイルで炒めて火を通し、カレー粉で味付けをします。
③薄切りにした玉ねぎ、レンズ豆を加えていきます。
③一口サイズにカットしたトマトを加えて、水切りヨーグルトを加えていきます。
④ミキサーに入れて鶏ガラスープと一緒にミキサーをして完成!
なんとこの1杯のたんぱく質スープでたんぱく質を30g摂取することができるので、非常にお手軽です。
鶏モモ肉には100gあたり16.2gのたんぱく質が含まれています。
レンズ豆も高たんぱくな上に水戻しをする必要もないので、サッと手軽に入れることができます。
たんぱく質がたっぷり入ったスープなので、なかなか食べるのが大変という方はこちらのメニューを作ってみてください。
老化の原因である糖質はコントロールをすれば老化予防になる!
糖質はご飯やパンや麺などに含まれていますが、この糖質を食べ過ぎると老化の原因になってしまいます。
私達の体は糖質を摂取して急激に血糖値を上げてしまうと、「糖化反応」という老化に繋がる症状を引き起こします。
この糖化反応というのは食事などで摂取された必要以上の糖質が細胞を劣化させてしまうことです。
これが進むとシワやくすみなどの肌トラブルの原因にもなります。
それなら「糖質を全てカットすれば良いのでは?」と思うかもしれませんが、この考え方には落とし穴があります。
糖質をカットしすぎてしまうと、エネルギー不足になり体が不調になってしまうのです。
実際に長友佑都さんも糖質全カットを試したことがあったそうなのですが、練習中にパワーが感じられない状況になってしまい、オススメしていませんでした。
そこで長友佑都さんは緩やかな糖質コントロールを推奨していました。
これまで紹介した良質な油の摂取やたんぱく質を意識しても、糖質が多いとこれら全てが台無しになってしまいます。
では、どのくらいの糖質量が最適なのでしょうか?
その目安としては1食あたり20~40gとなっています。
これはご飯のお茶碗半分ほど、パンは8枚切りが1枚、パスタなら3分の1束です。
また、運動量が多い方はこれよりも少し多めでもOKなのですが、普段の生活をしている方はこのくらいを目安にしておきましょう。
また、糖質を摂取する前にたんぱく質や油や食物繊維をしっかり食べておくと、血糖値上昇を抑える効果があるので、食べる際は糖質のものは最後に食べるようにしましょう。
ちなみにチャーハンなど、油でコーティングされているようなものは、白米に比べて糖質が吸収されにくいという特徴があります。
さらにお肉や野菜で量を増やすことができるので、結果として糖質量が低いものとなっているので、健康的に食べることができます。
また気を付けていただきたいのが炭水化物以外の食品です。
実は炭水化物のもの以外にも糖質が多く含まれています。
例えばごぼうは100gあたり9,7gの糖質がありますし、かまぼこも100gあたり9.7gあります。
また、よく料理に使われる小麦粉も100gあたり80.3gもの糖質があります。
ただ小麦粉はやはり料理などでも使うので、カットするのはなかなか難しいですよね。
そこで、小麦粉の代わりに使える糖質を99%カットできる食材をご紹介します。
小麦粉の代わりに使える糖質を99%カットできる食材は「高野豆腐」
実は高野豆腐は小麦粉の代わりに使える非常にヘルシーな食材です。
高野豆腐をフードプロセッサーにかけて細かくしていけば、小麦粉の代わりに使用することができます。
高野豆腐の糖質はなんと100gあたり0.6gで、小麦粉よりも圧倒的に少ないです。
なので、揚げ物を作る際には小麦粉の代わりに高野豆腐を使うこともできますし、味もほとんど変化はありません。
まとめ
今回は金スマで紹介された長友佑都さん直伝の食事術をご紹介しました。
体に悪いと思っていたものが意外な効果を発揮したり、少し工夫するだけで圧倒的に体に良いものになることがわかりました。
いきなり全て取り入れようとするのは難しいかもしれませんが、少しずつこれらの食事術を活かしていくと、10歳若返る理想的な体になることができます。
この食事術をすれば、若返りだけではなく冷え性や肌荒れの改善など嬉しい効果も発揮しますので、是非これからの食事に活かしてみてください。